同じ前立腺の病気ですが、前立腺炎は、前立腺肥大や前立腺がんと違い10代後半からあらゆる年代の男性に起こる疾患です。
細菌感染によって生じる炎症のケースが多く、急性前立腺炎と慢性前立腺炎があり、症状が異なります。
☆急性前立腺炎
大腸菌による細菌感染が多い。
発熱(38度以上)、排尿時痛、頻尿、排尿困難が主な症状。
他にも、尿が濁ったり、強い残尿感などがある。
治療は抗生物質の点滴が主体。
回復までは1週間程度。
菌血症にまで至ることもある。
炎症反応が高い場合は、入院治療を行う必要がある。
診断は、尿検査、直腸診、採決で行う。
早期に適切な治療をしないと、慢性に移行して治りにくくなることがある。
☆慢性前立腺炎
クラミジアや弱毒性の細菌による感染がおおい。
急性前立腺炎から移行するより、尿道炎や精巣上体炎を放置したり、治療が不完全だったりしたのが原因である場合が多い。
症状は、陰部の不快感を主な症状とする。
前立腺マッサージで前立腺抽出液中に細菌がいるかどうかの診断をする。
細菌が原因の場合は、抗生物質による治療を行う。
細菌がいなければ、生薬や漢方薬による、対症治療となる。
前立腺に細菌などが感染するルートは二つに大別されます。
一つ目は、逆行性感染です。
尿道から細菌がさかのぼって前立腺の管腔内に侵入して感染が広がり、炎症を引き起こす症状です。
もう一つは、経脈管性感染です。
これは、血管やリンパ管を経て最近が前立腺内に侵入します。
痔を患っている人が、前立腺炎を発症したときは、肛門から経脈管性感染も考えられます。
前立腺肥大治療と症状と予防スポンサードリンク